プロパガンダ

「プロパガンダ」という言葉を聞いたことがありますか？

もともと「プロパガンダ」は、ラテン語の  propagare（繁殖させる、種をまく） という言葉が語源ですが、現代では違う意味で使われています。

ここでは「プロパガンダ」の意味と使い方について、わかりやすく解説していきます。

プロパガンダの意味

比較的古くから使われているカタカナ語で、起源は1622年に設置されたカトリックの 布教聖省 に由来します。

しかし、「プロパガンダ」という言葉で最も有名なのは、 第二次世界大戦後のアメリカで、ナチスのゲッペルスによる国際宣伝戦を特定して「プロパガンダ」と呼ぶ風潮があった ことでしょう。

そのことから「プロパガンダ」は日本でもあまりいい意味では捉えられませんでいた。

「プロパガンダ」はわかりやすく言うと「特定の考えを押し付けるための宣伝」「政治的意図を持つ宣伝」の意味で使われる言葉です。

一般的な宣伝の意味で使われる「PR」とは使い方が異なりますので、気を付けましょう。

プロパガンダの使い方・例文

• 某国政府のプロパガンダ放送は巧妙だ。
• ナチスドイツの宣伝省はまさにプロパガンダに徹した組織だった。
• 小説や映画も時にはプロパガンダの手段となる。

このような使い方をします。