哀愁

「哀愁」という言葉。

良く聞く言葉ですし、知らない人はいないでしょう。

では「哀愁」の意味をきちんと説明できますか？
と聞かれたら意外に説明できる方は少ないのではないでしょうか。

ここでは「哀愁」の意味と使い方について、わかりやすく解説していきます。

哀愁の意味

「哀愁」の「哀」の字は「心が痛んで泣けてくるような悲しい気持ち」を表します。
また「愁」の字は「憂える・憂い・さびしい」という意味を持ちます。

二つの字を重ねて「哀愁」という言葉になるのですが、わかりやすく言うと「哀愁」は「寂しくもの悲しい気持ち。もの悲しさ」を意味する言葉です。

また英語の「ペーソス」を訳す時には「哀愁」と訳することも覚えておきましょう。

哀愁の使い方・例文

• 彼の全身からまさに負け犬と思しき哀愁が漂っていた。
• 彼の演奏の哀愁を帯びた調べが、聴衆を魅了する。
• 去ってゆく友の背中に一抹の哀愁を感じ、不安を覚えた。
• 名作映画を見て哀愁に浸る。

このような使い方をします。