大義名分とは?意味と使い方をわかりやすく解説

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大義名分

「大義名分」とは本来儒教に由来し、江戸時代の水戸学的な思想の概念として使われた言葉です。

本来は臣下として守るべき道義や節度、出処進退などのあり方を指した言葉で、封建主義の世の中で、主君と臣下の在り方を説いた言葉でした。

現代では、そこから転じた意味で使われる言葉ですので、わかりやすく解説していきます。

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大義名分の意味

「大義名分」の「大義」は、主君に対する臣下の忠義をあらわしています。
しかし、現代では「大義名分」は 「行動を起こすにあたってその正当性を主張するための道理・根拠」 という意味で使われています。

わかりやすく言うと何か行動を起こすときに、「相手に正しい行動だと思ってもらうための根拠・口実。」と言い換えることが出来ますね。

口実というとあまり良い言葉には聞こえませんが、「広い意味では人としての正しい道・節度。」という意味もありますので、覚えておきましょう。

大義名分の使い方・例文

  • 大義名分を持たない戦いは勝利には程遠い。
  • 彼女は自分の大義名分を説いたが、理解されなかった。
  • 幕末の志士たちには、新しい国をつくるという大義名分があった。

このような使い方をします。

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