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臥薪嘗胆
「臥薪嘗胆」は「がしんしょうたん」と読みます。
聞いたことがない、あるいは、聞いたことはあるけれど意味わからないという方も多いのではないでしょうか?
「臥薪嘗胆」は、中国の春秋時代、呉の最後の王であった夫差(ふさ)の故事に由来する言葉で、「十八史略(じゅうはっしりゃく)」という歴史書に記されています。
ここでは、「臥薪嘗胆」の意味と使い方について、わかりやすく解説していきます。
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臥薪嘗胆の意味
春秋時代、呉王の闔呂(こうりょ)は越王の勾践(こうせん)に敗れて戦死します。
闔呂の息子の夫差(ふさ)は、父の仇を討つために固い薪の上に寝て、その痛みで復讐の志を忘れないようにし、三年後に会稽山(かいけいざん)で勾践を降伏させたという故事から、「臥薪嘗胆」は、「目標を達成するために苦心して努力を重ねること」という意味で使われる四字熟語です。
「臥薪」は「硬い薪のの上に寝ること」。
「嘗胆」は「苦い肝をなめること」を意味します。
臥薪嘗胆の使い方・例文
- 「臥薪嘗胆」をスローガンとして全社一丸となる。
- 現在の情勢では、「臥薪嘗胆」の故事に倣わざるを得ない。
- 涙をこらえて「臥薪嘗胆」を誓う。
このような使い方をします。
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