一期一会

一期一会という言葉を聞いたことがあると思います。
よく使われる言葉ですが、正確な意味や言葉の成り立ちを知っている方は、意外に少ないようです。
また、読み方も間違われる方が多いですが、正しくは「いちごいちえ」と読みます。

一期一会は茶道に由来する言葉で、もともとは千利休の言葉だと言われています。
ここでは「一期一会」の意味と使い方をわかりやすく解説していきます。

一期一会の意味

一期一会は、「一生に一度だけの出会いや機会」という意味の言葉です。
茶道の世界では、たとえ慣れ親しんだ人との恒例の茶会であっても、二度とは無い一度きりの機会であり出会いであると考え、これを「一期一会」と表現します。

「一期一会」は、茶道由来の言葉ですが、現在では茶道に限らず普遍的な言葉として「あらゆる出会いや機会を一度限りのものとして、全力で対処するべきである」という意味で、人生の大事な節目によく使われる言葉です。

一期一会の使い方・例文

• 妻との出会いこそ一期一会だった。
• K君との一期一会こそ、発展へのきっかけとなった。
• 一期一会の信念に生きる。

というように使います。