問題の意味とは?使い方・例文・類語との違いをわかりやすく解説

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問題の意味

「問題(もんだい)」とは「答えを求められている問い、解決すべき事柄、または議論や関心の対象となる事柄」のことです。

日常では、「この計算の問題を解く」のように、答えを出すための問いを指します。また、「家庭内の問題」「仕事上の問題」のように、困ったこと・解決が必要なことを表す場合もあります。

さらに、「環境問題」「教育問題」のように、社会的に考えるべきテーマや争点を表すこともあります。つまり「問題」は、単なる質問だけでなく、解決・検討・判断が必要な事柄全般に使える言葉です。

問題の読み方

「問題」は、一般に「もんだい」と読みます。

「問」は「たずねる」「問いかける」、「題」は「見出し」「テーマ」「解くべき事柄」といった意味を持つ漢字です。そのため「問題」は、もともと「問われている題」「考えるべきテーマ」という性質を持つ言葉だと理解できます。

問題をわかりやすく言うと

「問題」をわかりやすく言うと、「答えを出したり、解決したりする必要があること」です。

学校や試験では「答えるための問い」、仕事や生活では「困っていて改善が必要なこと」、社会の話では「多くの人が考えるべきテーマ」という意味で使われます。

使われ方 意味
問い・設問 答えを出すために与えられた問い 数学の問題、試験問題
困りごと 解決や改善が必要な事柄 人手不足の問題、費用の問題
議論の対象 考えたり話し合ったりすべきテーマ 環境問題、教育問題

問題の使い方

「問題」は、日常会話、学校、仕事、新聞・論説文など、幅広い場面で使われます。意味が広い言葉なので、前後の語によってニュアンスが変わります。

「問題を解く」は、試験や学習の場面で使われ、設問に対して答えを出す意味です。「問題を解決する」は、困った状況をよい方向へ変える意味です。「問題になる」は、ある事柄が放置できないものとして注目されることを表します。

文章で使う場合、「問題」はやや硬く、客観的に事柄を示す響きがあります。「困ったこと」よりも改まった表現で、「トラブル」よりも範囲が広い言葉です。報告書や説明文では、「原因」「影響」「解決策」などと組み合わせて使われることが多くあります。

  • 問題がある:不都合な点や改善すべき点がある
  • 問題ない:支障がない、差しつかえない
  • 問題を解く:問いに答える
  • 問題を解決する:困りごとを処理し、よい状態にする
  • 問題を提起する:考えるべき事柄として示す
  • 問題になる:注意や議論の対象になる

問題を使った例文

  • 今日の宿題は、算数の問題を十問解くことです。
    「問題」が、答えを出すための設問という意味で使われています。
  • この計画には、費用が高すぎるという問題がある。
    解決や検討が必要な不都合を表しています。
  • 会議では、人手不足の問題について意見を出し合った。
    職場で改善すべきテーマとして使われています。
  • その発言は、多くの人に誤解を与えるおそれがあり、問題になった。
    ある事柄が注目され、議論や批判の対象になったことを示しています。
  • 少し予定は変わりましたが、作業を続けるうえで問題はありません。
    「問題ない」の形で、支障がないという意味を表しています。
  • 環境問題は、一つの国だけでは解決しにくい。
    社会全体で考えるべき大きなテーマを指しています。
  • 問題の資料は、担当者の机の上に置かれていた。
    「問題の」は、話題になっている特定のものを指す言い方です。

問題と課題の違い

「問題」と最も混同されやすい言葉に「課題」があります。どちらも「解決すべきこと」を表せますが、中心となるニュアンスが異なります。

「問題」は、不都合・障害・疑問点など、現在すでに起きている困りごとを指すことが多い言葉です。一方、「課題」は、目標を達成するために取り組むべきことを指します。「問題」はマイナス面に注目しやすく、「課題」は前向きな改善点として示しやすい表現です。

言葉 中心の意味 ニュアンス
問題 解決すべき不都合や疑問 困っている点、支障がある点に注目する 納期が遅れていることが問題だ
課題 達成のために取り組むべき事柄 改善や成長に向けた取り組みとして示す 納期を守る体制づくりが課題だ

たとえば「売上が下がっている」は問題、「売上を回復させる方法を考える」は課題と表現できます。ただし実際の文章では、「今後の問題」「今後の課題」のように重なる部分もあります。

問題の類語・言い換え表現

「問題」は意味の幅が広いため、文脈に合わせて言い換えると文章が明確になります。特に、設問なのか、困りごとなのか、議論のテーマなのかを考えることが大切です。

類語・言い換え 意味・ニュアンス 使い分けの例
問い 答えを求める質問 「この問いに答える」
設問 試験や教材で出される問い 「次の設問に答えなさい」
課題 達成や改善のために取り組むべきこと 「チームの課題を整理する」
難題 解決が難しい問題 「長年の難題に取り組む」
争点 意見が分かれて議論される中心点 「会議の争点を明らかにする」
トラブル 事故・もめごと・不具合など、実際に起きた困りごと 「通信トラブルが発生した」

英語で表す場合は、困りごとなら「problem」、議論すべき事柄なら「issue」、質問や設問なら「question」が近い表現です。ただし、日本語の「問題」はこれらを広く含むため、文脈に合わせて選ぶ必要があります。

問題を使うときの注意点

「問題」は便利な言葉ですが、意味が広いぶん、何を指しているのかが曖昧になりやすい点に注意が必要です。「この件には問題がある」だけでは、費用なのか、日程なのか、品質なのかが伝わりにくいことがあります。文章では「費用面に問題がある」「安全性に問題がある」のように、範囲を具体的にすると明確になります。

また、「問題」という語には、やや否定的な響きがあります。相手の行動について「あなたの対応が問題です」と言うと、強い批判として受け取られることがあります。柔らかく伝えたい場合は、「確認したい点があります」「改善できる点があります」などに言い換えるとよい場合があります。

「問題の人物」「問題の発言」のような表現は、「話題になっている」「不適切さが指摘されている」という含みを持つことがあります。単に「その人物」「その発言」と言いたいだけなら、「問題の」を使うと不要な評価が加わることがあるため注意が必要です。

なお、「問題」のはっきりした対義語はありません。文脈によって、「解決」「答え」「正常」「支障なし」などが反対に近い意味として使われます。たとえば「問題が解決した」「問題ない」「正常に動いている」のように表します。

まとめ

「問題(もんだい)」は、答えを求める問い、解決すべき困りごと、議論や関心の対象となる事柄を表す言葉です。学校では「問題を解く」、仕事では「問題を解決する」、社会の話題では「環境問題」のように使われます。

「課題」と似ていますが、「問題」は不都合や支障に注目しやすく、「課題」は目標達成に向けて取り組むべきことを表しやすい言葉です。文章で使うときは、「何の問題なのか」を具体的に示すと、意味が伝わりやすくなります。

関連語

  • 課題
  • 問い
  • 設問
  • 難題
  • 争点
  • 論点
  • 解決
  • 問題点

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