迎えるの意味とは?使い方・例文・類語との違いをわかりやすく解説

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迎えるの意味

「迎える(むかえる)」とは「来る人や時期、出来事などを受け入れる、またはある状態・時点に至る」のことです。

基本は、こちらに向かって来る人・物・出来事を受けるという意味です。たとえば「客を迎える」は、来た客を受け入れて応対することを表します。

また、「朝を迎える」「新年を迎える」「節目を迎える」のように、時間や出来事がやって来て、その時点に達するという意味でも使います。さらに、「専門家を顧問に迎える」のように、人を招いてある役割につける意味もあります。

迎えるの読み方

「迎える」は「むかえる」と読みます。

「迎」という漢字には、来るものをこちらで受ける、出て行って待ち受けるといった意味があります。「える」は動詞を作る送り仮名で、「迎える」は日常会話でも文章でも広く使われる一般的な動詞です。

迎えるをわかりやすく言うと

「迎える」をわかりやすく言うと、「来るものを受ける」「やって来た時をむかえる」「人を招いて受け入れる」という意味です。

相手が人の場合は、「出迎える」「歓迎する」「受け入れる」に近い意味になります。時間や出来事の場合は、「その時になる」「その段階に達する」と言い換えられます。

使い方 意味 例
人を迎える 来た人を受け入れて応対する 来客を迎える
時を迎える ある時期や段階に至る 春を迎える
人を役職に迎える 招いて仲間や役割に入れる 講師に迎える
出来事を迎える その場面や結果に至る 最終日を迎える

迎えるの使い方

「迎える」は、相手や出来事がこちらへ来ることを前提にして使います。人について使う場合は、「駅で友人を迎える」「玄関で客を迎える」のように、待つ・出る・応対するという動作を含みます。

時間や節目について使う場合は、「誕生日を迎える」「創立十周年を迎える」のように、ある時点に到達する意味になります。この使い方では、実際に何かを取りに行くわけではありません。

文章で使うときのニュアンスとして、「迎える」は落ち着いた表現です。「来る」「なる」よりも少し改まった響きがあり、案内文、式典のあいさつ、ビジネス文書、説明文などにもよく合います。

よく使われる組み合わせ

「迎える」は、名詞と組み合わせて意味がはっきりします。特によく使われる表現には、次のようなものがあります。

  • 客を迎える:客を受け入れて応対する。
  • 朝を迎える:夜が明けて朝になる。
  • 新年を迎える:年が改まって新しい年になる。
  • 節目を迎える:重要な区切りの時期に至る。
  • 終盤を迎える:物事が終わりに近い段階に入る。
  • 専門家を迎える:専門家を招いて参加してもらう。

迎えるを使った例文

  • 駅の改札で、久しぶりに会う友人を迎えた。
    人が来る場所へ行き、相手を待って受ける意味で使っています。
  • 玄関には、来客を迎えるための花が飾られていた。
    客を丁寧に受け入れる準備やもてなしの雰囲気を表しています。
  • 私たちの会社は、来月で創立二十周年を迎える。
    ある時点や節目に到達する意味の使い方です。
  • 長い準備期間を経て、いよいよ発表の日を迎えた。
    待っていた出来事が実際に来たことを表しています。
  • チームは新しい監督を迎え、練習方法を見直した。
    人を招き入れて、組織や役割の中に加える意味です。
  • 夜明けを迎えるころ、雨は静かにやんでいた。
    時間の移り変わりをやや文章的に表す例です。
  • 大会は最終日を迎え、会場には緊張した空気が広がった。
    物事が特定の段階に入ったことを示しています。
  • 困難な局面を迎えても、冷静に対応することが大切だ。
    好ましい時だけでなく、難しい状況に至る場合にも使えます。

迎えると迎え入れるの違い

「迎える」と特に混同されやすい言葉に「迎え入れる」があります。どちらも相手を受ける意味を持ちますが、中心になるニュアンスが少し違います。

「迎える」は、来る人・時・出来事を受ける広い言葉です。一方、「迎え入れる」は、外から来た人やものを内側に入れて受け入れることに重点があります。組織、家庭、場所、仲間の中に入れる場面でよく使われます。

言葉 中心の意味 例
迎える 来る人・時・出来事を受ける、またはその時点に至る 客を迎える、新年を迎える
迎え入れる 外から来た人やものを内側に入れて受け入れる 新入社員を迎え入れる、家族として迎え入れる

たとえば「新年を迎える」とは言いますが、「新年を迎え入れる」は通常あまり自然ではありません。時期や節目には「迎える」を使うのが基本です。

迎えるの類語・言い換え表現

「迎える」は意味の幅が広いため、言い換えるときは文脈に合わせる必要があります。人を受けるのか、時期に至るのか、誰かを招くのかによって適切な類語が変わります。

  • 出迎える:来る人を待って、こちらから出て応対すること。「空港で家族を出迎える」のように、実際に出て行く動きが強く出ます。
  • 迎えに行く:相手のいる場所や到着する場所まで行くこと。「子どもを保育園に迎えに行く」のように、移動する行為が中心です。
  • 歓迎する:来た人や参加する人を喜んで受け入れること。好意的な気持ちを強く表します。
  • 受け入れる:相手や状況を認めて取り込むこと。人だけでなく、意見・条件・現実などにも使えます。
  • 招く:人を呼んで来てもらうこと。「講師を招く」のように、来る前の働きかけに重点があります。
  • 至る:ある段階や状態に達すること。「終盤に至る」のように、文章語として使われることがあります。
  • 到達する:目的地や段階に達すること。具体的な地点にも抽象的な目標にも使えます。

対義語については、「迎える」全体に対応するはっきりした一語の対義語はありません。ただし、場面によっては「送る」「見送る」「送り出す」などが反対に近い意味になります。「客を迎える」に対して「客を見送る」、「新入生を迎える」に対して「卒業生を送り出す」のように使えます。

迎えるを使うときの注意点

「迎える」は便利な言葉ですが、意味が広いぶん、文脈に合った使い方を選ぶことが大切です。

「迎える」と「迎えに行く」は同じではない

「迎える」は、来る人を受けること全体を表します。一方、「迎えに行く」は、その人のいる場所や到着場所まで行く動作を表します。

たとえば「客を迎える」は、玄関や会場で応対する意味にもなりますが、「客を迎えに行く」は、駅や空港などへ行って相手を連れてくる意味になります。

時間や節目には「迎える」が自然

「朝を迎える」「誕生日を迎える」「終盤を迎える」のように、時間や段階に達する場合は「迎える」が自然です。この場合、「迎えに行く」や「迎え入れる」に置き換えると不自然になることがあります。

よい出来事だけに限らない

「迎える」は、喜ばしい出来事だけに使う言葉ではありません。「危機を迎える」「困難な時期を迎える」「厳しい局面を迎える」のように、望ましくない状況にも使えます。

ただし、相手に不安を与えたくない文章では、「難しい局面に入る」「対応が必要な時期になる」など、やわらかい表現を選ぶこともあります。

「お迎えする」は敬語表現

「お迎えする」は、「迎える」を丁寧にした表現です。来客、上司、取引先などを受ける場面で使えます。

例として、「担当者が受付でお迎えします」のように言えます。ただし、身内の行為を外部に述べる場合は、「弊社の担当者が会場でお迎えいたします」のように、場面に応じて丁寧さを調整します。

まとめ

「迎える(むかえる)」は、来る人や出来事を受けること、またはある時期・段階に至ることを表す言葉です。

「客を迎える」のように人を受ける意味でも、「新年を迎える」「最終日を迎える」のように時や節目に達する意味でも使われます。また、「講師を迎える」のように、人を招いて役割に入れる意味もあります。

似た言葉の「迎え入れる」は、外から来た人やものを内側に入れて受け入れるニュアンスが強い表現です。「迎える」はより広く使える言葉で、日常会話から改まった文章まで自然に使えます。

関連語

  • 出迎える
  • 迎えに行く
  • 迎え入れる
  • 歓迎する
  • 受け入れる
  • 招く
  • 見送る
  • 送り出す

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